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| トレチノイン・ハイドロキノン療法とは |
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トレチノインとはビタミンAの誘導体で、皮膚の新陳代謝を促進してシミを皮膚の外に押し出す作用を持っています。
また、ハイドロキノンはシミの原因であるメラニン色素の産生を阻害する作用を持っています。
この両者を組み合わせて日々のお肌のお手入れに利用することによりシミを退治しようというプログラムです。
治療期間の目安は約２ヶ月です。 |
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| 用意してもらうもの |
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１． |
0.1％トレチノインゲル（５ｇ 4,000円） |
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２． |
5％ハイドロキノン親水軟膏（10ｇ 2,000円 |
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３． |
10％ビタミンC誘導体ローション（50ｍｌ 4,000円） |
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４． |
その他 コンシーラー型日焼け止め、ベビー綿棒など |
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| 具体的な使用法 |
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１． |
石鹸で皮膚を強くこすらずに洗顔します。 |
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２． |
顔全体にビタミンC誘導体ローションを塗ります。 |
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３． |
ベビー綿棒で、シミの部分を十分カバーするように、トレチノインゲルを薄く塗ります。 |
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４． |
３分間程度乾かした後、シミの部分を十分カバーするように広めにハイドロキノン親水軟膏を薄く塗ります。 |
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５． |
治療部位に、コンシーラー型日焼け止めを塗ります。
（朝外出する場合） |
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６． |
治療部位以外に通常のお化粧を施します。 |
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| 治療の経過 |
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１． |
治療開始３日位で、治療部位に赤み、かさつき、ヒリヒリ感などの症状が現れます。 |
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２． |
さらに３日位で、赤くなった部位の周囲の皮膚もむけてきます。 |
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３． |
皮膚の赤みは、３週間位で落ち着いてきます。 |
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４． |
トレチノインゲルは、１ヶ月間塗り続けたら使用を中止します。 |
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５． |
治療開始１ヶ月後からは、ハイドロキノン親水軟膏とビタミンC誘導体ローションのみを塗り続けます。 |
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６． |
必要に応じて、トレチノインゲルを２ヶ月後に再開します。 |
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| 治療上の注意事項 |
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１． |
治療開始１週間後、その後は２週間ごとに受診して下さい。 |
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２． |
トレチノイン開始前に治療しておかなければならない病変、トレチノイン療法中の望ましくない副反応に対しては、適切に対処していきますので、必ず健康保険証をご持参下さい。 |
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